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癌にならないように高麗人参をとっていた先生がなった病気

Pic of 高麗人参

スポーツトレーナーとしての仕事で出張整体も請け負ってやっていますが、お客さんで漢方薬局を経営している先生がいます。
他のお客さんの紹介でしたが、通うのではなく自宅まで来てもらえるのならお願いしたいとのことで行ってみました。
そこの先生は年齢は60歳くらいでしたが、どうやらパーキンソン病を患っていて歩くにもゆっくりと身体を前方に傾けて、その勢いで歩かなければうまく前に進めないくらいの状態でした。
その時に初めて知ったのは体が震えないパーキンソン病があるようで、漢方の先生は震えてはいませんでした。
ただ体が硬直するので筋肉がかたくなりストレッチやマッサージに加えて徒手抵抗の運動をすることになりました。
もちろん漢方薬の先生ですから色々聞いてみると「高麗人参」などの滋養強壮をして癌などの症状は気をつけていたらしいのですが、まさかパーキンソン病になるとは思わなかったと言ってました。
高麗人参とは朝鮮人参とも呼ばれていて、その根っこの部分に薬効成分があると言われているものでした。
自分が漢方の先生だからなんとか漢方の力で回復をさせたいとのことでしたが、先生の奥様がいうには「何せお酒が好きな人だから、毎日仕事が終わったら近所の飲み屋に行っているので、治そうという努力がない」という事を言ってました。
たしかに毎日そういう生活スタイルだと治るものも治らなくなるのは当たり前でして、本人はお酒は止められないから、わたしの整体を含め他でいろいろと帳尻を合わせているという事でした。
奥さんの言っていることは正論ですので、もう少しお酒の回数や量を減らしてみてはと話しました。


そういうお酒の身体に対する影響も、わたし以上に詳しいので言っても無駄でしたが、お酒の時に高麗人参を煎じたものを一緒に摂っているらしく、それだとうまく悪い物も相殺されるのでなんとかしていると言っていました。
でも少しずつでしたが、整体で体が楽になってきたのと自分なりに漢方を調合してお酒と上手く付き合ったのがよかったのでしょう。
効果が出始めてきた頃から毎日飲みに行っていたのを週に3回と変わっていくようになり、自分から率先して歩きに行ったりとするようになりました。
以前は歩くのが辛いだけだったのが、少し歩けるようになったのが気持ちを変えた要因だったようです。
自然治癒力の話もその先生から聞きまして、癌などは自分の体の中にすでにあるものだが、漢方の考えかたは医食同源といって普段の食事からバランス良く摂取して病の元を断つというものから来ているので、積極的に体にいいものを食べることによって、癌などが発症しない体を作る。
というのもたくさん教わりました。
仕事で整体に行った先で色々と勉強になるのもありがたかったですね。
そして「好転反応」というものもその時に知りました。
これは体内に溜まっていた毒素が抜けて行く時に、調子が悪くなったり具合が悪くなったりすることをいいまして、悪い反応ではないということ。
そういうことを知らないと漢方でも使ってみて、具合が悪くなると途中でやめてしまったりするので、もったいないということなのです。
たしかに好転反応を知らないと勝手にやめてしまうかもしれないので、それは我々の業界でも同じでした。

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